誘惑を断ち、本質を磨く。OneAIが今、プロダクト開発で「やらないこと」と「やり抜くこと」

「OneLive」のリリース以降、ありがたいことに広告代理店やクライアントの皆様から「AIでショートリール(TikTok等)を自動生成したい」という熱烈なご要望を数多くいただいています。市場のニーズは痛いほど分かっていますし、当初は私たちもいち早くそこに着手する予定でした。
しかし、私は今、その足を一度止める決断をしました。
今のOneAIが成すべきことは、流行を追いかけることではなく、生み出したばかりの「OneLive」という知能を、圧倒的な完成度まで磨き上げることだからです。
1. OneLive:UIの徹底改善と「AI Agent」への進化
現在のOneLiveは、まだ産声を上げたばかりです。 リッチメニューの追加、CTAボタンの最適化、映像内への資料差し込み、AIアバターによる深い商品体験──。UI/UXの面で改善すべき伸び代が山ほどあります。
さらに、この夏に向けて大きなアップデートを控えています。 それは、「AI Agentによる自由対話」の実装です。
単なる動画再生ではない、意思を持ったAIによる接客。これをディスプレイに搭載し、展示会などで活躍する「AI接客員」としての事業開発を、泥臭く、実直にやり抜きます。中途半端な状態で他所に手を広げるのではなく、まずはこの「対話型映像体験」の完成度で世界を驚かせたいと考えています。
2. リール生成への「独自の回答」
もちろん、ショートリールの需要を無視するわけではありません。ただし、汎用的な生成ツールを作ることはしません。
OneLiveで作り込んだ最高の接客体験、その中から「最も心が動く瞬間」をハイライトとして抜粋し、リール化する機能から着手します。 「接客(OneLive)」と「集客(リール)」をグラフ構造で串刺しにする。これがOneAIらしい、マーケットへの回答です。
3. OneDesign:グラフ構造ロボットの社会実装
並行して進めている「OneDesign(グラフ構造ロボット)」は、まずは静止画バナーの領域から着手しており、3月末には初版が完成する予定です。
4月からは新たな「AI DXエンジニア」も合流します。 まずは内部のDF(Digital Foundry)部で実戦投入し、徹底的に現場のフィードバックを反映させた上で、外部提供へと繋げていきます。
結びに
「やり抜くこと」を決めると同時に、「やらないこと」も決める。 今の私たちにとって、これが何よりも重要だと考えています。
OneAIの挑戦は、ここからが本番です。