僕の頭の中でクリアになってきた仮説、OneLiveは誰を幸せにするのか

こんにちは、OneAI代表の石川です。
ここ数日、僕たちOneAIのコアメンバーや、CTOの船井さんと「OneLiveは一体、誰を幸せにするプロダクトなのか」について、非常に本質的な議論を重ねていました。
生成AIの発展によってプロダクトの進化スピードが爆発的に速くなっている今、僕たち経営陣や開発陣が「どこを向いて走るべきか」の羅盤(コンパス)を、僕自身の言葉でnoteにまとめておきたいと思います。
1. 僕が考える「幸せの循環」と、社会への約束
僕が経営者として、新しいプロダクトを世に出すときの優先順位は、明確に決まっています。
① クライアントに「半歩先のトレンド」をいった武器を提供して、クライアントを幸せにすること
② その結果、会社が成長し、最高の挑戦環境の中で社員が自己成長し、幸せになること
③ 会社と社員の成長の果実として、株主も幸せになること
すべての始まりは、クライアントへの圧倒的な価値提供、つまり「半歩先の武器」を渡すことです。現在地にとどまっていては、コモディティ化(買い叩き)の波に飲まれる。だからこそ「半歩先」でなければなりません。
OneAIのメンバーはみんな、高い自己成長を願っています。それは精神論ではなく、「成長産業・成長企業において、適切な人材配置をすること」でしか実現できません。
ひいては、僕たちが開発しているAI接客ライバー「OneLive」は、まるで人間のように、クライアントの人材不足を解決する存在です。これは、これから劇的に人口減少が進んでいく日本・台湾社会に対する、僕たちなりの具体的な「解(ソリューション)」であり、社会貢献になると確信しています。
2. なぜ「テキスト・画像」から「動画」なのか?
ここで、船井さんと、ある鋭い議論になりました。 「チャットマーケティングをテキスト・画像から『動画』にすることで、何ができるのか? OneAIとして何を期待しているのか」という、動画の強みの言語化についての問いです。
僕の結論はシンプルです。 「広告の世界で起きた地殻変動は、Webサイト(LP)の上でも必ず起きる」ということです。
現在、日本市場でも台湾市場でも、動画広告を一度でも出稿したことのある企業はすでに60%を超えています。美容・健康・フィットネスや婚活といった業界では、すでに70%以上が動画広告です。
なぜ企業は動画広告を出すのか? 答えは簡単で、「テキストや静止画よりも、動画の方が圧倒的に成果(CVR)が良いから」です。事実、営業顧問の橋本さんが主導してくれた広告配信テストでも、テキスト/画像と動画では約2倍のパフォーマンスの差が出ています。
ユーザーの入り口(広告)がこれだけ動画にシフトしているのなら、サイトに流入した後の接客ボットも「動画」が「テキスト」を凌駕していくのは、自然な流れ(トレンド)のはずです。
そのトレンドを踏まえて考えると、OneLiveはAI接客ライバーではなく動画AI接客と呼ぶことが自然かもしれません。
3. 現実の壁と、僕たちが挑む「フラットな証明」
現在のテキストチャットツール(ChiChat)のCVRと、動画AI接客(OneLive)のCVRをデータで比較したところ、現時点ではテキストチャットの方が勝っているという数字が出ました。特に、動画AIの「最初のFirst Action率」がまだ低いという課題が見えてきたのです。
ここで船井さんとも深く議論したのですが、重要なのは「テストの条件がまだフラットではない」という事実です。
- ChiChat: ユーザーがサイトから離れようとした瞬間に立ち上がる「離脱起点」。
- OneLive: ユーザーが自らボタンを押したときに立ち上がる「CTA(行動喚起)起点」。
ユーザーが最も「引き留めてほしい」と感じるタイミング(離脱時)に動画AIが介入できていないため、まだ本来の実力を発揮できていないのです。
そこで僕たちは、船井さんや開発チームと共に、今まさに2つのアップデートを仕込んでいます。
- 5月末までに、OneLiveに「離脱起点」の起動トリガーを実装し、ChiChatと完全にフラットな条件でABテストを行うこと。
- それ以前にも、OneLiveの「最初のFirstView(FAクリエイティブ)」のビジュアルや語りかけを徹底的に改善すること。
船井さんが指摘してくれたように、もしこの検証の中で、「FirstActionは動画、詳細な診断はテキストや画像、結果の演出は再び動画」といったハイブリッドな組み合わせが最高(最適)なパフォーマンスを生むと分かれば、僕たちは迷わずその構成を探ります。
どういう条件、どういう状況で「動画」が人間の心を最も動かすのか。その正解を、僕たちはデータで証明しにいきます。
最後に
生成AIの発展によって、プロダクトの寿命(ライフサイクル)はどんどん短くなっています。ツールを作ること自体の難易度が下がり、誰もが同じようなプロダクトを作れるようになる未来は、すぐそこに来ています。
だからこそ、最後は「マーケットインの能力・数量」、そして「営業・マーケの領域(=いかに顧客のリアルな痛みを解決し、心を動かすか)」でしか差がつかなくなります。
僕たちは、データから逃げずに見つめ、船井さんをはじめとする技術陣と共に泥臭く検証を繰り返し、「人口減少社会を救う、最強の動画AI営業マン」をクライアントに届けます。
進むべき方法は、明確に見えています。 これからのOneLiveの進化に、ぜひ期待してください。